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どうも今井です。

せどりや転売など物販ビジネスは、無在庫ではない限り基本的に在庫を持つビジネスモデルですので、資金繰りの管理というのがものすごく大切になってきます。

管理をしっかりしていないと、利益が出ているのに倒産!?ということも全然あり得ます。

キャッシュフローという言葉を聞いたことがありますでしょうか?

キャッシュフローを把握し適正に資金繰りを管理していくことで、健全にビジネスを運用していけるようになります。

今回は、「せどり転売でのキャッシュフローと資金繰りを正常にしてビジネスを回していくために必要な6つのポイント」について解説していきたいと思います。

動画で見たい方はこちらをどうぞ!


キャッシュフローとは?

キャッシュフローとは「お金の流れ」を意味します。

キャッシュフローを把握することで、お金の流れを分析して会社の財務内容などを判断する材料になります。

ちなみに、書類としてはキャッシュフロー計算書が使われます。

キャッシュフロー計算書は貸借対照表や損益計算書とともに、決算時の重要書類として財務三表のうちの1つで会社の財務内容を知る上で非常に大切なものになります。

資金繰りとは?

資金繰りとは「支払いに困らないようにお金をやり繰りすること」を意味します。

資金繰り管理によって将来のお金の出入りを予測して会社の戦略・方針を決めることになります

管理にあたっては資金繰り表が用いられます。

キャッシュフローと資金繰りとの違い

一般的には同じような意味で使われることも多いイメージですが、性質が異なる部分があります。

それはキャッシュフロー(キャッシュフロー計算書)は過去の実績の報告書であるのに対して、資金繰り(資金繰り表)は会社の未来の設計図という形になっています。

キャッシュフローによる「過去の実績」と資金繰りによる「未来への予測」

この両面から資金の流れを適正に管理することで、ビジネスを健全に運営できるようになります。

 

それでは、せどり転売など物販事業でキャッシュフローを改善するにはどうすれば良いでしょうか?

元銀行員で、現在EC物販業で独立している僕が6つのポイントを解説していきます。

せどり転売など物販事業のキャッシュフローを改善する6つのポイント

不良在庫を減らし、在庫金額を適正にする

商品在庫、給料の支払い、事務所家賃、その他固定費など・・・

物販事業でお金を使っている部分はどこでしょうか?

おそらく「商品の仕入れ」に最も多く資金が使われていることがほとんどだと思います。

そのため、物販事業(小売業)ではキャッシュフローを改善させるためには、商品在庫の適正な把握と管理が一番重要です。

在庫の影響が一番大きい分、せどり転売などの物販でキャッシュフローを改善するには在庫を減らせ!といってもいいぐらいです。

適正な在庫量というのはビジネスモデル、扱っている商材、資金力などによって違ってきますが、少なくとも不良在庫(滞留在庫)の把握は絶対に必要です。

不良在庫(滞留在庫)が多いようであれば、それを売り切って現金化しましょう。

また同じ型番の在庫を数多く仕入する場合には、どれだけ縦積みするのかよく考えて仕入れするようにしましょう。

いくら利益が取れるといっても、売り切るまでに半年かかってしまう場合はどうでしょうか?

自分の資金状況を考えて、もし資金が少ないようであれば「1ヶ月以内で販売できる商品だけを仕入れする」など基準を決めておきましょう。

回転の早い商品を中心に仕入れする

特にせどりや転売を始めたての頃は、資金があまりないことが多いと思います。

利益を取ることがもちろん重要なのですが、それ以上に資金を回していくことがビジネスをする上で大切です。

資金がないからこそ、すぐに売れる回転の早い商品を中心に仕入れをしましょう。

利益が10000円儲かるけど売れるのに半年かかる商品と、利益額は1000円だけど1週間で売れる商品であれば、後者の方が良いです。

またやはり家電やその他プレミア価格になっている商品などは、時期が遅くなると価格も落ちたりするリスクがあります。

その面でも「いかに回転が早い商品を多く仕入れするか」というのを大切にしてみてください。

仕入れにクレジットカードを使う

仕入れにクレジットカードを使うことで支払いを後にできるため、キャッシュフローが改善します。

また、クレジットカードを複数枚持っている場合は、締め日支払い日を意識したカードの使い分けをすることでより効果が高くなります。

ただし、いくらクレジットカードを使って仕入れをしたとしても、その仕入れした在庫が売れて口座に入金がなければ、結局資金繰りに困ることにもなります。

「売れるものをしっかり見極める」「在庫の適正な管理ができている」

この2点がしっかりした上で使わないと、クレジットカードを使うことで後々支払いに苦しむことにもなりかねません。

しっかりとした資金繰り管理を前提として、クレジットカードも有効活用していきましょう。

掛け取引などで支払いをなるべく後にする

メーカーからの仕入れ、卸業者からの仕入れなど業者間の仕入れであれば、掛け取引が使えることも多くあります。

掛け取引「商品を売買した時の代金を後日回収・支払う」という約束の取引のことです。

一般的で例であげると、「末締め翌末」「末締め翌々末」などの条件があります。

例えば「末締め翌末」であれば、「その月に仕入れした金額全てをその月末に締めて、翌月の末までに支払いをする」といったルールです。

3/5に25万円、3/20に25万円、それぞれ仕入れをしたら、4月末までに50万円を支払うといった形です。

この支払い条件の改善のためには、「取引を継続している期間」「商品購入金額のボリューム」「会社の信用力」「相手の担当者との信頼関係」などが関わってきます。

取引をしていない段階の最初から交渉するのはどうかと思いますが、取引を継続していく中で相談してみるのは良いと思います。

ある程度の現金は仕入れに使わずに置いておく

商品仕入れに全部を現金を使わずに、ある程度の余裕資金を持っておくというのも非常に大切です。

正直、せどりや物販始めたてで資金が全然ない状態であれば、なかなか難しい部分もあるかもしれません。

いかに多くを仕入れして販売して利益を取っていくのか、少ない資金で最大限の成果を出すためにはカツカツになる部分もあると思います。

ただ、その後規模が拡大していくにあたって、「この手許現金をどれだけ持っておくか」という考えは重要になりますので頭に入れておいてください。

例えば、年商が何億円規模になってくると、手許現金(手元にある現預金)は少なくても月商の1ヶ月分は持って置いてほうがいいでしょう。

普段は問題なく販売できていても、アカウント停止や在庫が急に売れなくなるなど急なリスクはつきものです。

もしものときのリスク回避の意味でも「現金」が重要になります。

入金サイクルの早いプラットフォームを活用する

アマゾンであれば2週間に一回。

ヤフオクであれば商品を発送してお客さんが受け取り連絡をしてから数日以内。

メルカリであれば、受け取り連絡をして売上に計上。振込申請が毎週月曜日締めの4営業日後の入金。

ヤフーショピングであれば、末締め翌月末の月1回。オプションによって月2回、月3回、月6回が選択できる。

など、プラットフォームによって入金サイクルは様々です。

例えば、アマゾンの輸出などでは2週間に1回の入金に加えて、ドル口座から円口座への振替などでも数日はかかります。

自分がメインで使っている販売先にくわえて、キャッシュフローをよくするためにもっと適切な販路はないか。

というのは考えてみるべきだと思います。

例えば通常はアマゾンで販売しているけど、資金繰りがヤバいときには「在庫を一部ヤフオクで現金化する」など、いざというときに使い分けができるとより良いですね。

まとめ

会社は、赤字を出していても債務超過であっても実は潰れません。

潰れるのは「資金が回らなくなったとき」「経営者が会社経営を諦めたとき」です。

せっかく利益を出していても、資金繰り管理ができておらず、倒産してしまう。

こういった黒字倒産の事例も数多くあります。

会社としての事業でも個人レベルでも、キャッシュフローの改善、資金繰りの管理は規模問わず超重要なものですので、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。