どうも今井です。
今回は、NIKONのマニュアルレンズ、NEW NIKKOR(ニューニッコール)と旧NIKKOR(オートニッコール)の違いと見分け方についての解説です。
NIKONのマニュアルレンズについてあまり知らないという方は、「NEW NIKKOR?旧NIKKOR?さっぱり意味が分からない」という方もいらっしゃると思いますので、まずNIKONのマニュアルレンズの全体像について確認していきます。
目次
NIKON マニュアルレンズの種類
古い順から「Auto NIKKOR(旧ニッコール)」→「NEW NIKKOR」→「Ai、Ai改」→「Ai-s」と新しくなっています。非AiとはAiレンズではないレンズ、つまり「Auto NIKKOR(旧ニッコール)」と「NEW NIKKOR」のAi改造がされていないものを指します。
NIKONのAi-sとAiの違い、Ai改と非Aiの違いについてはそれぞれ別記事にありますので良かったら参考にしてみて下さい。
NIKON(ニコン)のマニュアルレンズ、Ai改、非Aiの違いと見分け方、AiとNEW NIKKOR Ai改の違いと見分け方について
NEW NIKKOR(ニューニッコール)と旧NIKKOR(オートニッコール)の違いと見分け方
NEW NIKKORと旧NIKKORをはっきりと一目で見分ける方法はありませんが、NEW NIKKOR以降の新しいレンズ(NEW NIKKOR、Ai、Ai-s)と旧NIKKORを見分けることはできます。レンズの名前表記の違いと外観の違いについて以下それぞれ比較していきます。
レンズの名前表記の違い
NEW NIKKOR以降のレンズ(NEW NIKKOR、Ai、Ai-s)レンズの名前表記が「NIKKOR+焦点距離+F値」となっている。
(例)Ai NIKKOR 50mm F1.4
(例)Ai NIKKOR 135mm F2.8
旧NIKKOR
レンズの名前表記が「NIKKOR-アルファベット+Auto+F値+焦点距離」となっている。
NIKKORの後に続くアルファベットの種類としてはSやS.C、Qなどがあります。
(例)NIKKOR-S Auto 50mm F1.4
(例)NIKKOR-Q Auto 135mm F2.8
外観の違い
NEW NIKKOR以降のレンズ(NEW NIKKOR、Ai、Ai-s)(例)Ai NIKKOR 50mm F1.4
(例)Ai NIKKOR 135mm F2.8
全体的に黒色がベースとなっていて一部絞りリングの近くの部分が細く銀色になっています。
旧NIKKOR
(例)NIKKOR-S Auto 50mm F1.4
(例)NIKKOR-Q Auto 135mm F2.8
鏡胴真ん中あたりが銀色のベースになっています。
まとめ
レンズの名称表記による違い
「NIKKOR+焦点距離+F値」→ NEW NIKKOR以降のレンズ(NEW NIKKOR、Ai、Ai-s)「NIKKOR-アルファベット+Auto+F値+焦点距離」→ 旧NIKKOR(AUTO NIKKOR)
レンズ側面外観による違い
黒色ベースの外観 → NEW NIKKOR以降のレンズ(NEW NIKKOR、Ai、Ai-s)フォーカスリングの根本(鏡胴真ん中あたり)が銀色 → 旧NIKKOR(AUTO NIKKOR)
NEW NIKKOR(ニューニッコール)以降の新しいレンズと、旧NIKKOR(ニッコールオート)とでは相場も変わってきますのでしっかりと見分けていきしょう。
動画でも詳しく解説しておりますので良かったら参考にしてみて下さい。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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